アニー スローン

アニースローンが開発した「チョークペイント」って?

アニースローンが開発した「チョークペイント」って?

チョークペイント」とは、イギリスのデザイナーであるアニースローンが開発した装飾用塗料のブランドネームです。

1990年初頭、アニースローンは自らが表現したい質感の塗料が見つからないことから、オリジナル塗料の開発を決意しました。研究を重ねて完成した塗料は、マットな質感と、美しいビロードのようでありながらも、光沢のないつや消しのような仕上がりで、その特徴から「チョークペイント」と名付けられました。

チョークペイントが持つ、経年変化の使用感や素材の質感強調といった特性は、家具や床、壁などを風情豊かなアンティーク調に変えてくれる魅力があり、シャビーな風合いのインテリアを愛する人々から絶大な支持を得ています。さまざまな素材に塗ることができて、面倒な下準備が不要なことも大きな魅力です。初心者の女性にも優しいDIYインテリアリノベーションとして欧米を中心に人気を集めています。

2016年、チョークペイントは生誕25周年を迎え、「誰でも気軽に始められるDIY」の魅力をますます広く世界中に発信しています。

DIY初心者も楽しめる!「チョークペイント」の特徴は?

DIY初心者も楽しめる!「チョークペイント」の特徴は?

チョークペイントの第一の特徴は、作業がとても簡単なことです。古いペイントを剥がしたり、下塗りをしたりといった下準備の必要がほとんどなく、塗料とブラシさえあれば誰でもすぐに塗装作業にとりかかれます。

塗料は、環境と人に優しい水性で、VOC(建築材料の揮発性有機化合物)含有率が非常に低いため、臭いがほとんどなく密封されたお部屋の中でも作業が可能です。

乾きが早く、二度塗りへのステップがスムーズであること、使用後は水に流せて後片付けがラクラク済ませられることも嬉しいポイントです。

素材を選ばず使えるのも大きな特徴で、木材から鉄材、陶器、コンクリート、メタル、プラスチック、ガラス、布まで、さまざまな材料の表面塗装ができます。そうして、古い家具や壁、天井、床などを美しく蘇らせて部屋ごとに自分好みへとイメージチェンジすることができます。

そうしたDIY初心者も楽しめる手軽さでありながら、芸術性の高い独特の色彩や質感を実現できることが、チョークペイントが広く愛されている所以といえるでしょう。

チョークペイントで表現できる色や仕上がりは?

チョークペイントで表現できる色や仕上がりは?

チョークペイントの色は開発者であるアニースローンが、18世紀と20世紀のアートからアイデアを得た独特の色彩が特徴です。優しい印象の淡色から、鮮やかな濃い色まで全32色あります。

この32色は簡単に色を混ぜ合わせて種類を増やすことができ、濃淡や明暗などを自由自在に楽しむことができます。2つ以上の色を混ぜたり、塗り重ねたりすることで、ヴィンテージ風、レトロ、シャビーなど、好みの風合いに仕上げることができる汎用性はチョークペイントならではといえるでしょう。

また、使い方によって多彩な表情を作り上げることも可能です。たとえば、塗料に水を加えて薄い膜状で塗装することで素材の質感を生かしたり、塗料のフタを開けっ放しにしてどろっとした濃い液状で凹凸感を演出したり、平らな刷毛でなめらかに仕上げたり、剛毛な刷毛できめの粗い経年仕上がりに…など、バリエーション豊かな表情を表現することができます。チョークペイントの持つ無限の可能性をぜひお楽しみください。

水性の塗料について~魅力とメリット~ 

水性の塗料について~魅力とメリット~ 

塗料には大きく分けて水性と油性の2種類があります。アニースローンのチョークペイントは、人体に優しいと言われる水性塗料であり、その特徴のひとつとしてVOC(揮発性有機化合物)含有率の低さが挙げられます。

VOCとは常温で揮発しやすい有機化合物のことで、ガソリンやシンナーなどに含まれるトルエンやキシレンなどが代表的な物質です。水性塗料はこのVOCが少なく、主成分が水でできているため、ペンキ独特の嫌な臭いを発することがありません。

そのため、換気ができない密封された室内で塗装をしても、気分が悪くなるなどの体調不良を起こすことはなく、人体に優しい塗料となっています。

希釈には、専用の溶剤を使う必要もなく家庭の水道水で手軽に希釈ができるため、コスト的にも大きなメリットがあります。使用後のブラシやローラーなどの道具を、水で洗い流せるのことも嬉しいポイントで、保管の場所や方法についても、油性の場合は火気の問題など注意が必要ですが、水性は主成分が水なのでとりわけ注意することはなく、扱いやすいという点も魅力といえるでしょう。